市販薬の選び方

自分の症状に合ったものを

 市販薬(一般用医薬品)は、医師の処方せんなしでドラッグストアや薬局で買える医薬品です。軽い病気のときに、医師にかからず自分で治療する(セルフメディケーション)場合に使います。自身の自己治癒力を高め、症状を和らげるのが主目的です。

 市販薬にもその効用とともに副作用があり、リスクの強い順に3つに分類されています。第1類医薬品(H2ブロッカーなど)はとくに注意が必要で、第2類医薬品(かぜ薬や解熱鎮痛薬)はまれに重い健康被害が出るもの、第3類医薬品(ビタミン剤、
整腸薬など)は日常生活に支障をきたすようなリスクはないものとされ、第1類医薬品は店頭で薬剤師のみ扱うことができ、その他は登録販売者も扱うことができます。

 市販薬で症状が軽くならないときや重症化の兆しがあるときには、医師の診察を受けましよう。

保険機能食品

保健機能食品とは

 保健機能食品とよばれているものには、特定保健用食品(トクホ)栄養機能食品機能性表示食品とがあります。これらは医薬品ではなく、あくまでも健康維持のためにつくられた食品です。

トクホは効くのか

 特定保健用食品は、「いわゆる健康食品」とは異なり、保健の用途のために役立つとされる食品で、有効性、安全性、品質などについての科学的根拠を添えて申請されたもののなかから、国が審査し、厚生労働省が認めたもので、証として「トクホマーク」がついています。トクホは健康が気になる人のための食品で、病気の治療・治癒を目的にしたものではありません。

 認められている保健用途は、おなかの調子を整える、コレステロールや血圧が高めの人に適する、食後の血糖値の上昇を緩やかにする、からだに脂肪がつきにくいなどです。

参考資料「家庭の医学」