漢方薬と民間薬の基礎知識

漢方とは

 漢方薬は、中国系伝統薬をさす日本独特の呼び名で、現在の中医学とは異なります。明治以後、一時期衰退しましたが、現在はまた見直されています。

 漢方治療の基本は、からだ全体のバランスを整えて、自然治癒力を高めることです。アレルギー疾患の治療や体質の改善に向いているといえるでしょう。

 漢方薬は、天然の草根木皮、動物、鉱物などの生薬成分を多数組み合わせ、複合的な効果を発揮します。作用は穏やかですが、副作用がないわけではありません。医師、薬剤師と相談しながら服用してください。予期せぬ症状が現れた場合は、服用を中
止し、医師、薬剤師に連絡しましょう。

民間薬とは

 民間薬は古くから言い伝えられ、利用されてきた薬草類です。薬草を1種類だけ選び、お茶のように飲用して健康維持に役立てるのが一般的な利用法です。

 民間薬や健康茶などは、体調不良や軽い病気など、あくまでも補助療法として使いましょう。重症の病気は、病院での治療を優先させましょう。処方された薬との飲み合わせがありますので、民間薬などを利用している場合は、かならず医師や薬剤師に
その旨を伝え、指示に従ってください。

参考資料「家庭の医学」